スタッフブログ

こんにちは、就職課のAです。

昨今のコロナ情勢の中、企業と接触する機会が少なくなり、 就職活動が思うようにいかない学生は少なくないと思います。 本学においても、主な就職先である動物病院への見学や実習が見送りとなり、 接触の機会がなくなることが多々ありました。

本日は、そんな中での本学における就職活動サポート体制と今年度の就職実績、 そして物看護師を目指す学生や動物業界で働きたいと考えている方に向けて、株式会社TYLさんより開設されたペット業界向けの求人サイト 「アニマルジョブ学生版」についての情報をお伝えしたいと思います。

 

 

今年度の就職支援は、キャリアコンサルタントによるキャリアデザインセミナーと学生一人ひとりの課題にきめ細かく対応できるようクラス担任と就職委員によるマンツーマン型の個別サポートを行ってきました。

キャリアデザインセミナーでは、「履歴書の書き方講座」「病院見学・実習時のマナー講座」等、合計7回の講座と履歴書の添削を実施しました。

履歴書に関しては、自分自身を売り込むパンフレットであり、最重要書類であるということ、それによって自分自身の価値が決まるということを教えていただき、提出先の方がワクワクするような履歴書作りを学ぶことができました。その教えをもとに自己ＰＲや学生時代に力を入れてきたことなどを自分なりにしっかりとまとめ上げてもらい、選考を受ける病院や企業の方に提出していただきました。見学・実習時のマナーに関しては、電話のかけ方から始まり、身だしなみについてや行動・所作についてを学ぶことができて、実習の際、存分に活かしていただきました。

また例年、動物病院等の人事ご担当者が学内に一堂に会する学内就職セミナーは、新型コロナウイルス感染防止の観点から本年度は中止とし、ビデオ通話システムを活用したWEB就職セミナーを開催しました。例年の学内就職セミナーでは、70病院ほどの動物病院から来ていただいた先生方と本学の学生が各ブースごとに分かれて、直接の対面によるセッションを行う形で実施しておりました。こちらは開催が困難であるということより、本学では新しい試みとして、ZOOMというツールを使い、ビデオ通話による病院様と本学の学生が接触することができる機会を設けました。初めての試みとなりましたが、一つひとつの課題をクリアすることで、学生が受講を希望した44病院の先生方とセミナーを実施をすることができました。

次年度就職活動を本格的に始める学生の内、総勢102名が参加し、ほとんどの学生がセミナーに対して満足を得られることができたとアンケートに回答していただけました。この機会によって、病院様との繋がりを深め、より良い就職活動ができたらと思っております。

ＷＥＢ就職セミナーに関しましては、3月下旬に再度機会を設け、実施致します。本学の就職活動を行う学生の出身地となる地域へご案内をお送り致しますので、動物病院関係者方々にお届きしましたら、お目通しいただければと存じます。

 

 

 

2021年3月卒業生の就職状況は、卒業生99名のうち99名が就職希望し、内定率は99％となっています。新型コロナウイルスにより実習の機会を設けることが困難だったこともありましたが、少ない期間の中で、しっかりとみなさん就職活動を行い希望の就職先への内定を勝ち取ってくださいました。

就職活動中の学生につきましても、最後まで諦めずにクラス担任と就職委員会の教職員でしっかりとサポートしていきます。

 

 

ペット業界に人とITでイノベーションを起こす株式会社TYLは、ペット業界への就職を目指す学生が理想の職場と出会える機会を創出するために、求人サイト「アニマルジョブ学生版」を開設されました。

「アニマルジョブ学生版」は、動物業界での就労を考えている学生向けの求人情報を掲載し、ペット業界全体をより活性化させたいという想いから開設されたとのことです。

開設されて間もないですが、これから登録される病院様も増えていくと思います。本学では独自の求人票掲載をしており、毎年学生に提供しておりますが、こちらの活用により学生たちの求人票を探す機会を増やすことができるのではないかと考えています。

下記リンクから表示することができますので、一度ご参照ください。

「アニマルジョブ学生版」>>>

本学独自求人票一覧はこちら>>>

また、動物病院、企業の採用ご担当の方からの本校への求人票のご登録もお待ちしております。 下記リンクより申込可能となっておりますので、ぜひお申込みください。

採用ご担当者様求人票登録ページ>>>

 

 

新型コロナウイルスが拡大し、対面で接する機会が失われる中で、ITが加速しWEBで物事の発信することの重要性に再認識する1年でした。WEBで行うことのメリット、デメリットがそれぞれあると考えられますが、折衷案としてどちらも活用してくことが重要であると思います。

本学では学生が就職活動を行う上で、更なるサポートの方法を追求していきます。